生活を泳ぐ。

ADHDとかASDとか。人生はフィクションです。

迷子かもしれない

大人になりきれない。

もう成人して何年も経っているのに、いまだに死にたい消えたい居なくなりたいと毎日思っている。

大人になって、本当は自分の人生をどう生きるかを考える段階なのに、私は心の底から何かをしたいと思えないまま毎日寝ている。

自己実現以前の話で、本来なら思春期に済ませていた葛藤みたいなやつをずっと処理できていない。

 

完璧に幸福な人などいないとは思う。人間はみんな何かしらの闇を抱えている。

いつもニコニコしてる人が、実は結構しんどい家庭環境だったりする。

そこから立ち直って自分の人生を生きている姿を、みんな讃える。

そういうのに触れるたびに、私ってなんだ?と思ってしまう。

いつまでも過去に捕らわれて、希死念慮や抑うつを克服できないで、ワンルームの隅っこで抗うつ薬と抗不安薬を握りしめて泣いているだけ。

私は弱いんだ、甘えているんだ、と自分を責めずにいられない。

自分で自分を責めるのは苦しい。

そんなにつらいなら何か行動を起こせよ、それができないのは努力不足だ、と頭の中でまた自分を責める。

存在しない誰かにごめんなさい、と言いながらまた泣く。

それと同時に、立ち直れる人たちは環境に恵まれていたんだと思う。

誰かしらに愛されたから強くなれたんだと。嫉妬してしまう。

ASD特性で悪気もなく他人を不快にしてしま私は誰からも愛されない。

いろんなパターンを学習して人間っぽく振る舞えるようになったけど、精神的肉体的疲弊がすごくて、愛想のいいうわべの私に惹かれた人たちは、本来のASDの私を愛してくれるわけではない。

この先もずっと満たされない。

私には居場所がない。帰る場所もない。

つらい。苦しい。