一日一捨。13日目はヘアバンドを捨てる。
無印良品で買ったパイルヘアターバン。
洗顔のときとか化粧をするときに髪をまとめるのに使う。
Day 11と話がかぶるのだけど、私にはどうも不要な品みたいだ。
身嗜みを軽視しているわけじゃない。
けど、どうしても毎日顔を洗ったり化粧をしたりということができない。
そもそもどうして化粧しなきゃいけないのか、あんまり納得できていない。
もちろん化粧したほうが綺麗に見えるのは分かる。
でも別に男性は化粧してない人のほうが多いし、すっぴんだから失礼だとか思わない。
というかそもそも他人の顔なんてあんまり見てないけどな、って思う。
清潔感があればそれでいいやん。化粧してなくても清潔感あれば。
と思いつつまだまだ世間が認めてくれないので、化粧下地と眉毛だけは毎日なんとか頑張っている。
はやくすっぴんが許される世の中になりますように。
話が逸れた。
洗顔や化粧をしない言い訳をしてしまったけれど、それは別にヘアバンドを使うのがめんどくさいせいでない。
ヘアバンドを捨てるのは別になくても困らないからというのが大きい。
顔洗うときは前髪ごといくし(あとで前髪をさっと乾かす)、化粧下地も額にはそんなに塗らない(どうせ前髪で隠れるからいいやんと思っている)。
そういう雑な性格なので、せっかくヘアバンドを買ったけど必要なかった、それだけの話だ。
ここまで2週間弱、一日一捨の捨て活をやってきた。
それで改めて気づいたけれど、私は普通の人間に憧れているんだなと。
自分には必要ないと買う前から分かっているのに、普通の人間の生活に憧れて買ってしまう。
もっと諦めたほうがいいのだなと思った。
自分の発達障害の特性のことを、普通には生きられないということを、受け入れなければずっと苦しいままかもしれない。
悲しいけれど、そういう現実を直視したほうがいいなと思った。