生活を泳ぐ。(🍉)

ADHDとASDと希死念慮。生きるを諦めません。

静かな街を行く

元日をほぼ眠って過ごした。朝のODのせいで。

たかだか4錠でこんなになるんだ、と思った。100錠とか飲んでいた過去の自分の行いが恐ろしくなった。

ラークさんから体調を心配する連絡が入っていた。そう言えば一緒に初詣に行く約束をキャンセルしたのだった。ODして気持ち悪くて起きられないなどと正直に言うわけにもいかず、体調不良と濁した。申し訳ないことをしたと思った。大丈夫ありがとう、と返事をした。

 

2日の街はまだ静かだ。

お風呂に入りたくて、昼からやっている町の銭湯へ行ったら「初風呂1月3日」と貼り紙がしてあった。そりゃそうか、と思った。ネットが便利な時代だけど、ネットで調べられないこともまだまだある。銭湯やってる方々はだいたいご高齢だし。この先どんどん公衆浴場は減っていくのだろうな。若い人が銭湯を継ぐ取り組みをやっているのも知っているけど、なんだか好きになれなくて。仕方ないこととは言え営利色が強い。結局のところ、昔ながらの銭湯の文化というのはもう維持できないものなんだなと思う。寂しい。

銭湯で働いてたころの記憶をずっとお守りみたいに持ってる。来てくれる人のことを思いつつ時間に追われながら清掃をして。煤だらけになったり、水に濡れたり。番台に座って、常連さんから初めての方までたくさんお話して。水位と温度の調節に神経を尖らせて。お菓子もらったり。タオルを洗ったり。辞めたくなかったな。メンタルさえ丈夫だったらと今でも思う。

 

自転車を飛ばしてショッピングモールへ。

テナントによって営業したりしてなかったり。客はあまりおらず、ここも静かだと思ったけれど、カフェだけがほぼ満席だった。街の雰囲気とは打って変わってなんだか希望に満ちていた。そそくさとカウンター席を陣取り、ホットコーヒーを頼む。ちびちび飲みながらこれを書いている。場違い感がある。飲み終わったらすぐ出ようと思う。

 

2025年。今年も生き延びることを目標に。

しばらくご無沙汰だった創作活動もできればやりたい。今は短歌に興味がある。続けばいいなと思う。