生活を泳ぐ。

ADHDとかASDとか。人生はフィクションです。

貯金がしたい話。

貯金が苦手だ。

そもそも蓄えにお金を回せるほど収入がないのもあるんだけど、ちょっと余裕があったとしてもそのぶん無駄使いしてしまう。

あればあるだけ使わないと気が済まないので、お金は一向に貯まらない。

けど貯金がしたいとはずっと思っている。

今はいいけど、先立つものがないといざというとき困るし。

 

よく聞く貯金のコツは、目標金額と使用用途を決めるとか、先取り貯蓄するとか、そういうやつ。

けれど意志が弱すぎる私にはどっちもあんまり効果がなかった。

目標金額や使用用途を決めても、来るか分からない未来のことなので具体的に想像しにくくて、途中で気持ちが切れてまあ別に叶えられなくてもいいか~という気持ちになってしまう。

給料日に一定の金額を自動で定期預金に入れる自動積立をやっていたこともあるけれど、お金が足りなくなったら普通に(ちょっと手間だけど)引き出せてしまうので意味がなかった。

ほんとにだめだめ人間で泣ける。

 

それで最終的に落ち着いたのが、貯金箱を使った500円玉貯金。

めっちゃ原始的でシンプル。でもこれが私にとっては最適解だった。

貯金箱

貯金箱はダイソーで買った中身が見えて壊さなくても開けられるもの。

中身が見えないと進捗が分からなくて貯金を楽しめないのですぐやめてしまう。

壊さなくても開けられることはいざというときはすぐに取り出せる、という安心感があって私にとっては大事だった。この安心感がないと貯金箱にお金入れるのをためらう。

あとは途中で諦めないように使用用途を決めないことにした。

貯金自体を目的にして、日々500円玉を入れればそれで目標達成という状態にしたらハードルが低くなって楽になった。

それから期間も特に決めず、500円玉ができたら都度入れるというルールでやっている(期限を決めてしまうと進捗が遅れていくほど嫌になってやめてしまう可能性が高い)。

 

こんな感じでゆるく貯金をすることにしたら、少額だけど今のところちゃんと継続できている(さっき数えたら4万円弱まで貯まっていた)。

ちなみにこの貯金箱はすべて500円玉で貯めれば約10万円になるらしいので、引き続きがんばりたい。

同年代の正社員の人たちと比べたら雀の涙みたいな貯金額ではあるけれど。

なにかあったときのために少しでもまとまったお金を作っておきたいし、コツコツ貯めていけたらちょっとした自信にも繋がる。

ということで、ちょっとずつだけどお金貯めたるのがんばりたいっていう話でした。