一日一捨、15日目はブックマーカーを捨てる。
猫のかたちのかわいいしおり。
一時期何冊も並行して本を読んでいたことがあって、そのときに買ったものだ。
文庫本はだいたい栞紐がついているけど、本によっては紐もないし栞もないことはよくある。
それで見た目がかわいいからこの猫のブックマーカーを買ったのだけど、あんまり使いこなせなかった。
やっぱりシンプルな紙のしおりが一番使いやすい。
そもそもの話で言うと、しおりがなくてもなんとかなる。
私は結構がっつり本を開きながら読むので、どうしても開き癖ができるから、パラパラめくっていると読んでたところにたどり着ける。
そのパラパラめくるのが面倒だったのだけど、まあわざわざしおりを買うほどでもなかったなあと思う。
例外として文芸誌とかだと前からじゃなくて好きなところから読んだりするからしおりがあったほうが助かるけど、まあ文芸誌を読むこと自体が最近はほとんどない。
家に何冊か積んであるけれど。いつか読めるんだろうか。
というか私、今更だけれど読書がそんなに好きではない。
学生時代ぜんぜん友達がいなくて、やることがなかったので仕方なく本を読んでいただけだ。
まあ別に本を読むのは嫌いじゃないし、ネットの情報にくらべてきちんと文章がまとまっていて信頼感もあるしコスパがいいから、なにか知りたいときはまず本を読むのだけど。
でも読書家のひとたちみたいに毎日毎日なにかを読みたいと思うわけじゃない。
読書に救われたこともないし、どっちかというとゲームのほうが好きだったりする。
まあゲームも時間をつぶすのが目的でプレイするので、物語があっても全然読まずにスキップしている。
身も蓋もない話なのだけど、正直なところはそんな感じ。メンタルの問題もあるかもしれない。
でもときどき活字が読みたくなって、そういうときに部屋に本があってすぐ手に取れることはとても重要。
とは言えしおりはあんまり使わなかった。
使わないものを持っていても仕方ないので、ブックマーカーは捨てることにする。